06.09.10 : Masato Honda with VOICE OF ELEMENTS FIRST LIVE TOUR 2006@SHIBUYA AX †だいぶ日が経ちましたが、VOEの1stツアーも終了したので、セットリストを含めて表題の感想などを:-)。 メンバー †
セットリスト †
今回のライブはかなり個人的にはかなり期待大で行ってきましたが、席もかなり良く、これまでにないメンバーのはじけっぷりを堪能することができました。 実は、初日のSHIBUYA-AXではDVDの撮影用のカメラが何台も設置されておりました。1列目前のところも、レール移動式のカメラがしっかりと設置。そのすぐ後ろにて、固定カメラが一台。あと、ステージ側にて上からなどのアングルで撮影できるカメラが終始移動してまして、そのほかにも、多分ステージ横に1,2台設置、かつ、全体ステージ用のカメラありという、これまたものすごい気合の入れ方でした。DVD:「Masato Honda LIVE! Assemble A Crew」並みか、それ以上のアングル(カメラシーン)が期待できそうです。
さらに、ドラムの則竹さん用のカメラも設置されていた模様です。MCにて、本田さんが "則竹さんのカメラ目線"についてツッコミをいれておられました(^^;。 VOEの正式名称がついてから、この1stツアーの間にて2つほどライブがあったのですが、その際に風のたよりにて須藤さんが客席に乱入をしていらした(^^;ということを耳にはしていたのですが、初日でかつ、ステージのすぐ下にカメラ用レールもあり、また、ステージと観客席の高さを考えると、今回は須藤さんの乱入ありなのかなぁと期待&不安半分でみていました。でも、やっぱり須藤さん:-)。 途中から、カメラのレールを越えて観客席まで降りてきてのベースソロの演奏で、観客は総立ちとなりました。
ただ、観客席に下りたのは良かったのですが(^^;、SHIBUYA-AXのステージの高さは他のライブハウスに比べると結構高いので、ステージ側に戻るのに一苦労されておりました。一回目は少しこけて上がれず、かなり苦笑いをしておりました(^^;;。 なお、やっぱり本田節は健在ですね。ただ、今回は楽器は本田バンドのときよりはいたってシンプルでした。また、今回のアルバムは4人のいろいろな面を出し合って出来たCDということもあり、本田バンドとは違った趣向になっていますが、やっぱりライブでみるとさらにその音と会場の雰囲気の一体感が心地よかったです。(ただ、今回は音源入りのEWIは使用されていませんでした。変わりに、 本田さんご愛用の黄色いEWIが登場となりました:-)。) CD側では松本さんが、実際にアコーディオンを演奏したり、ギターを弾いたりしていましたそうですが、ライブでは全部Keyのみにて対応。それにしても、このマルチぶりには圧巻です。 また、則竹さんも、いつもに増して今回のドラミングは良かったですね。あと、MCにて本田さんと須藤さんの掛け合いも、ものすごく面白かったです。かなりほのぼのとしたやり取りで面白かったです。 東京では残念ながら、サイン会はありませんでしたが、その他の場所ではサイン会があったところもあり、羨ましく思いました(..)。 アンコールのほうは、本当は1つ目だけだったらしいですが、東京(初日)で総立ちかつ終わりを告げるアナウンスがあっても、拍手がなりやまず…。 そこで、再度メンバーの皆様はアンコールのご登場となりました。ただ、本田さん曰く「もう演奏できる曲全部やったよ(^^;」とおっしゃって、ちょっと困惑気味。客席からは、なぜかアットホーム的に「**の曲を演奏して〜」など、演奏者側と客席側でちょっと会話のやり取り状態(^^;;。 初日ということもあってか、いろいろ考えた末、1曲目の「4P layers」を再度演奏となりました。 なお、おなじみのオープニングSEは「4P layers」の音を元に作り上げたとのこと。2度目のアンコールの際に曲をどうしようかと言っていたときに、「そういえば、オープニングSEの音って1曲目の「4P layers」の音を元に構成しなおしたんだけど、気づきました?:-)」と、にっこりと笑顔。 しかしながら、今回はそのオープニングの曲以外は、打ち込みと同期は一切なしという状態でした。もちろん、「4P layers」をはじめ、VOEならではの曲が満載でしたが、それ以外の(いわゆる往年の スクエア時代の曲で)特に面白かったのが、「MEGALITH」打ち込み同期なしバージョン(^-^)。 昨年の年末にて、本田さん曰く、「打ち込みデータをすっかり忘れたんだよね」といいながらも、 「じゃあ、打ち込みの "ドドドドド" といったリズムのドラムのところのベースの演奏は、須藤さんにがんばっていただきましょう(^^)」ということで、ドラムフューチャーの場面がベースリズムフューチャーとなったのですが、そのときに「打ち込みなしでもいけるのね」と本田さんは思ったらしく(笑)、今回のツアーでは敢えて使用しなかったようです。 少なくともDVDになるとのことですので、映像がどのように仕上がってくるのかがとても楽しみです。
あとご参考まででですが、コンサートツアー前にてHMVとのVOEのCDについてのインタビューのページを見つけました。 特典のほうはもうすでに過ぎてますが、インタビューだけでも読み応えあります:-)。 今後も活動を続けていくとのことですので、どのような形で新しいサウンドが繰り広げられるか、ワクワクします。 なお追記でですが、本田さん、MCで盛んに「今度はお友達も誘って一緒に来てくださいね」とおっしゃっていました。Fusionファンの倍増計画中のようです。 余談ですが、MCにて「地方に行って取材を受けた際に、(本田バンドでのライブなどかもしれませんが)インストのグループということを把握されていなかったようで、『Voの方は?』と質問されたことがあったとのこと(^^;;。 いやはや、そのときは本田さん、かなり驚かれたそうです。 あとは、須藤さん、ひさしぶり(?)に大勢のお客さんに囲まれて満面の笑みで演奏されていました。MCでは、(表現は正確ではないですが)「ライブ会場によっては40人くらいがやっとだったりするので、今回大勢の皆さんの前で演奏できるなんてとても嬉しい(^-^)」とおっしゃっていました。なかなかインスト関連では(都内や大きな都心関連といえども)お客さんになかなか来てもらえないようでして、残念がっていらっしゃいました。 VOEだけでなく、これからの本田さんの活動も楽しみです。 |